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茶町の美食観光調査

アムナー研究室3年生は茶町で6月22日にフィールドワークを行いました。茶町は明治時代にお茶の町として大きく発展しました。当時は現在の新静岡駅が茶町にあり、終点の清水までお茶を運んでいましたが、昭和37年に鉄道が廃止され今ではその面影もなくなっています。戦後お茶の輸出量は減りましたが、北番町に静岡茶市場が開設され、問屋や生産者、才取りなどの多くの人々によってお茶の町は発展していきました。 私たちは茶町にあるKINZABUROに訪れました。KINZABUROは看板商品「茶っふる」をはじめとしたお茶スイーツが人気です。2階にはイートインスペースがあり、無料で11種類の様々なお茶が楽しめます。私たちが食べたのは茶っふる、濃い抹茶ティラミス、あんみつの3つです。どれもお茶との相性抜群で美味しかったです。1階にはお茶も販売されています。特におすすめしているのはほのか薫るシリーズで7つの種類があります。例えば 花;桜葉と桜の花と日本茶のコラボレーション。甘い和菓子にとっても良く合いグリーンとピンクの色合いも綺麗です。 月;深蒸し茶とミルク、バニラビーンズの味わいが洋菓子にも良く合います。   茶町には他にも色々なお店があります。 八千代寿し鐵;総業120年の老舗寿司店。ランチは土日もあります。 ア・ヴォートル・サンテ;食品から雑貨まで他では手に入らない上質な物だけを扱うお店。 茶町には魅力的なお店が沢山あることが分かりました。今後の観光資料作成に茶町のお店を載せたいと思いました。

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清水の茶観光調査

アムナー研究室3年生は清水区清水町で6月15日にフィールドワークを行いました。 清水の街は明治時代後半に、静岡茶の輸出港として国際的に発展しました。明治時代前半、東海道線の開通により、航路によるお茶の運送は減少傾向にありましたが、清水港から海外貿易を直接行うことを国に嘆願した結果、明治29年(1896年)、清水港が開港貿易港に指定されました。そして、茶町に海外の茶商が商館を置き、大量の茶葉を買い入れるようになったことで、明治39年(1905年)、初めて清水から静岡茶の輸出がスタートし、その後も着実に輸出量を伸ばしました。清水港の発展に尽力した人物として、清水次郎長(しみずのじろちょう)があげられます。この人にちなんだ商店街が次郎町通りです。多くの店がある中で、Atelier OECに訪れました。 OECは昭和42年まで清水銀行だった建物をリノベーションしたお店で、古い建物の名残を感じられる内装になっており、銀行時代からある大きな金庫が開くのを見ることもできます。看板メニュー「野菜たっぷりひき肉カレー」を中心にスイーツやオリジナルブレンドのコーヒーを提供しています。私たちはスコーン、フレンチトースト、チーズケーキを食べ、飲み物はチャイ、フレーバーティー、カフェオレを注文しました。美しい器に添えられるスイーツ達は雰囲気も相まってゆったりとした時間を過ごすことができます。そんなOECではカフェだけでなく取れたて野菜や手作り焼き菓子などが並ぶマーケットも定期的に開催されています。特に野菜はすぐに売れてしまうそうなので開店すぐに行くことをおすすめしているそうです。 現在はコーヒーなどのメニューが中心ですが、お茶やお茶を使ったスイーツを取り入れれば、お茶輸出のルーツ、次郎長の歴史とともにさらなるPRに繋がるのではないでしょうか。